この道20年の営業マンが教える本当の車選び

【保存版】画像で見る事故車の見分け方 デメリットを徹底解説!!

2020/02/09
 
この記事を書いている人 - WRITER -
原田 雄介
滋賀県草津市で自動車販売をしておりますColor's草津店 原田雄介と申します。 人生で高い買い物といわれるマイカー選びを失敗しない為に、中古車業界の仕組みと裏側、車選びのコツ等をなるべくわかりやすく公開していこうと思います。

事故車ってどうなの?

事故車の定義

皆さんよく事故車、事故車といわれますが、その定義はご存じでしょうか?

中古自動車査定基準の中では、事故車の条件を 『交通事故やその他の災害により自動車の骨格等に欠陥を生じたものまたは、その修復歴のあるものは商品価値の下落が見込まれるので、修復歴減点を適用する』 と規定しています。従って自動車の骨格部位を交換したり、あるいは修復したものが事故車となります。
 
↑難解ですね。 法律用語なんかでもそうですが、なんでこんなに難しく言うんでしょう?
 

難しく言った方が賢くは感じるとは思うんですが、一般のお客さんにはわからないですよねー もうちょっとわかりやすい方が・・・

ということでめちゃめちゃ簡単に説明しますと、人間で例えるとわかりやすいかもです。人間でいう皮膚の表面のケガ、打ち身、捻挫、外傷、切り傷、擦り傷が車だとボンネット、ドア、リヤゲート(もしくはトランク)バンパー、フェンダー等(要は↑の写真の部分の外側のみです。フェンダー、クォーターの内部は別ですよ。この2カ所の内部を修理、交換だと事故車ではないのですが評価5点満点中、事故歴有一歩手前の3.5点となります。皆さんが外からでも見れる車の外側を鈑金修理、塗装しただけでは事故歴有にはなりません。

 

 じゃあ事故車って、どんな車のことを言うの?

ではどこからが事故車?ですが、人間でいう骨の部分が骨折した感じ・・車では骨格(フレーム)の部分、上の図の①~⑨の部分の損傷、修理、交換があった場合は事故歴有になってしまうんですね。ご覧の通り車のベースとなる部分ですので、比較的大きな事故を起こした場合に骨格にダメージを受けます。
(※注 衝突した角度、各メーカー車種によってボディ構造の違いで軽微な衝突でも骨格にダメージを受ける場合もあります)
車は人間と違い、自然治癒力はありませんので骨格にダメージを受けた場合、修理をする必要があるんですね。

では事故車(イメージが悪いので、修復歴有車としますね)はすべてダメなのか?という質問なんですが答えはNO!! です。修復がある車でも要は修理の仕方なんですよね。

しっかりとお金と手間をかけて鈑金、塗装、修理を行った車(特に保険会社が費用を支払う場合等) はしっかりしています。おそらく毎日乗られるお客さんの車でも不具合はないでしょう。

 

修復歴有車の注意点 ←重要ポイント

それより怖いのはいわゆる安上げ(乗ってるお客さんが、予算がないので、何が何でも安く仕上げて!! の修理)の車はコワイですよー。

天井、ドアの隙間から雨漏りしたり、足回りが曲がっていてまっすぐ走らなかったり、あらゆるトラブルが考えられます。

どちらも修復歴有には違いないですが、大きく違います。一括りに事故車といっても様々、しかもコワイところは業者オークションでの出品車両でも修復の有り、無しはわかりますが、安上げ修理車か、しっかり修理車か、オークション会場で現車下見をしてもすぐには分からないんです。

※注 業者の中には「起こし屋」という存在もおりまして

車の前とか、後ろがボカーンとぶつかったままの車(事故現状車と言います)をオークションで安く落札 

超スーパーウルトラ安上げ、見た目だけキレイにちゃちゃっと修理 

またオークションに出品して、高く売ることで儲ける

こんな業者もいるんですよ!! こんな車を落札してお客様に販売すると・・結果は言わずもがなですね。後々必ずトラブルがそれはもう必ず出ます!!

 

現車で確認してみましょう(評価書の見方)

ちょっと例を挙げてみます。こちらは三菱ミニキャブバンです。軽バンなんかは前オーナーの使われ方で程度は大きく違いまして、内装なんかはボロボロの車も多いですが、この車に関しては内外装ともに比較的キレイです。

イイ感じですね。それでは検査票を見てみましょう。(当店の査定ではなく第三者機関が査定をしております)

①はおもに車名やグレード 走行距離、車検等が記載されています。

②は評価点 R点ですね。通常修復歴なしの中古車は6段階(0.5点刻み)の評価になっていまして1~6点となります。中古車の満点は5点で6点となると新車に近い未使用車等がこれにあたります。4点以上の車がほぼ中古車として在庫しているお店が多く、3点以下の車は外装、内装ともにキズ凹み等が多くおすすめしにくい車となります。ではR点は?Rはリペアの略で、もしくは0点で表示されます。これがいわゆる修復歴有車両となるんですね。「え?どこを修理しているの?」という質問は後ほど説明しますね

③は外装、内装評価です。A~E評価となります。もちろんAに近いほど内外装がキレイということになります。この車は外装D、内装Bなので写真ではわかりづらいですが、外装はそこそこ傷凹みがあるということですね。内装はBなのでキレイな方だと思います

④が大切です!左側の字がたくさん書いてある方から☆主要装備確認OK☆ていうのはエアコン、ステレオ、パワーウインドウ等が正常に作動するということですね。そして修復歴Bというのはこの車に事故歴(修復歴)があるというコトなんです。そしてルーフXX、ルーフWですね。XXというのは、交換歴があるという意味で、Wはウェーブ、塗装歴があり塗装が波打っている場所があるという意味です。ということはルーフは屋根の部分を指しますので屋根を交換しているということです。

まさか・・屋根交換?

そうなんです。この車キレイに見えますが屋根の交換歴があるんですね。通常ルーフ交換の車というのは皆さんご想像の通り、横転歴のある車等、かなりの大事故を起こしてしまった車が多いんです。ただしこの車は前、後ろ、側面、全て鈑金、補修跡はありません。

つまり・・・・結論的に屋根に何か落下物的な物が落下し、天井がおそらく大きく凹んでしまいルーフの交換となったというコトです。もちろんしっかりと補修交換はされていますので雨漏り等の不具合はないですよ。しかし恐ろしく車屋泣かせです。査定の時は通常、前、後ろ、側面は見ますがどこかに修復跡がないと、なかなか屋根までは目がいきません。ルーフのみ交換の車というのはなかなかないのです・・・

修復歴を見落とす可能性、大です(あってはならないことなんですが・・・)コワイですねー 気をつけないと!!

そして、荷室内張り切れ~バックドア脱着跡までは見て頂いた通りで下廻りS有はボディの下、普段は見えない車の裏側の下廻りに錆が若干あるというコトなんですね。こちらは4WDなので、普段雪が積もる地域での凍結防止の道路に撒かれている塩化カルシウムの影響で錆が出たりするんですね。右左ロッカ下面AU中というのはドア下のパネルの下面に傷、凹みがあるということです。

④の右側です。そして右側の車のイラストに記入されているのが、このミニキャブの外装のキズ凹みの状態です。Aはキズ、Bはキズを伴う凹み、Uはキズのない凹み、ガラスのGは飛び石です。A1とか、B4と書いてありますが、通常この数字の部分が大きければ大きい程、キズ凹みの度合いが大きいということになります。

いよいよ、現車確認です

それでは、ルーフ交換(修復歴)の見分け方をご説明します。運転席からフロントガラスを見ると、その上にウェザーストリップという黒いゴム状のものがあります。これを手でめくってみます。そうするとボディと天井のつなぎ目が出てくるんですが、この車、明らかに純正ではないシーラー(糊)跡があります。なんか糊の溶接跡みたいなのがありますね?

そして後ろのリヤゲートを開いて

リヤゲートの留め金の部分のネジが左右、2つあります。左右ともネジの白い塗装が剥がれた跡がありますね?これは工具でネジを緩めた跡、つまりリヤゲートを外した跡があるというコトなんです。これを運転席と同じように、ウェザーストリップをめくります。

そうすると、またボディとルーフのつなぎ目が出るんですが、前と同じように、後付けのシーラーによる補修跡があります。
結論・・・ ルーフ交換歴のある車である!! 

今回のはちょっと特殊なケースでしたが、こんな事例もあるんです。見極めが難しいですが参考にしてくださいね!

まとめ  中古車で修復歴の有無を確認する3つのポイント!!

①中古車の購入時は必ずお店に修復歴、検査票の有無を確認してください。検査済車両の場合は提示してもらいましょう


②やむを得ず修復歴有車を検討する場合は、お店に入庫した経緯を必ず確認してください。※オークションでの入庫車は特に要チェック! 下取り、買取りでの入庫の場合は鈑金、塗装の修理履歴を確認しましょう。しっかりと修理された車なら問題ありません

安けりゃなんでもいい!! と安易に修復歴有車に飛びつかないでください。確認してもしっかりと説明できないような車なら、納車後に思わぬトラブルに巻き込まれることも・・

 

あなたの車選びが上手くいきますように・・ 最後までお読みいただき、ありがとうございます!!

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