ソリオハイブリッド 燃費や車内の広さの評価を軽、ライバル車と比較!!
目次
ソリオってどんな車？
こんにちは。カラーズ草津店、原田です。今日はスズキのコンパクトカー、ソリオについてのお話をしましょう。弊社はスズキの代理店となってまして、軽自動車以外のスズキも全車種の取り扱いをしております。
お客様より「え、スズキって軽以外もやってるの？」というお声もちょこちょこ聞きますし、軽と比べてややマイナー（笑）なんですが・・実はものすごく真面目に作られたコンパクトカーなんですね。
「ソリオ」ブランドとしての歴史は結構長く、初代はワゴンRの普通車版として1997年にワゴンRワイドの誕生、その後→ワゴンR＋→ワゴンRソリオ→ソリオと名前を変え、現在のトールワゴン＋スライドドアの形となったのは、先代の3代目からです。現在は4代目となり、2015年から販売されています
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標準モデルのグレード
まずは標準ソリオからです。ガソリンエンジンのG～ハイブリッドのSZまで5グレードあります。車両本体価格は145万円～212万円と幅があり、エントリーモデルのGは簡素なグレードですが、スマートキーや左リヤパワースライドドア、CVTオートマ等、ごく基本的な装備は装着されています。
エンジンがマイルドハイブリッド（後述します）、アイドリングストップ、オートエアコン、アルミホイール、運転席シートヒーター、CVTオートマ等が装着のグレードがMXです。
MXの装備＋ディスチャージヘッドライト、LEDポジション＋フォグランプ、両側パワースライドドア、ステアリングスイッチ等装備のグレードがMZとなります。（MX＋145,800円高）
エンジンがフル（ストロング）ハイブリッド＋オートマがAGS（オートギアシフト、まとめて後述します）のグレードがSX、SZとなります。2つのグレードの違いはMX、MZと同じく、快適装備の違いとなります。
バンディットのグレード
バンディットのグレードは特別仕様車も含め、3種類です。
MVは標準グレードのMZと同等の装備とバンディット専用外装＋内装（ブラック）等が与えられています。
FリミテッドはMV(マイルドハイブリッド装着車）の特別仕様車。MVの装備＋両側パワースライドドア、助手席シートヒーター、クルーズコントロール、専用内装等が追加されたグレード（MV＋69,120円なのでお得感があると思います)
SVはMVの装備＋フル（ストロング）ハイブリッドエンジン、AGSオートマが標準で装着されます。
画像参照元 http://www.suzuki.co.jp/car/solio/ http://www.suzuki.co.jp/car/bandit/
マイルドハイブリッドとは
スズキの他の軽自動車に積まれている、S-エネチャージと同じ機構となります。通常走行から、減速時等にISG（発電機）からリチウムイオンバッテリーに充電→その電力をエンジンに送ってやることで、加速時、エンジンにプラスαのパワーとガソリンの噴出量を減らし、燃費を良くする機構になっています。
※ただし、モーターの出力は3馬力程度で、トヨタ式ハイブリッドのようにモーター単体では発進は出来ません。ハイブリッドとは言えども、あくまでもモーターは補助的なものとお考えください。
フル（ストロング）ハイブリッドとは
こちらは、より本格的なハイブリッド車となり、モーター単体でも発進が可能、モーターの出力も13.6馬力とだいぶパワーが上がります。そしてオートマが最近スズキ車でも積極的に採用しているAGS（オートギアシフト）が装着されます。簡単に言うと、クラッチのないミッション車のようなもので、変速時にちょっと違和感があるものなんですが、ソリオは変速時にモーターでアシストし、トルクの抜け感（AGSのクセですね）をカバーするオートマとなっています。実際に試乗してみても、普通のオートマのように、あまり違和感なく乗れる感じでした。
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ライバル車との比較
トヨタ ルーミー、タンク
ダイハツ、トール スバル、ジャスティ
画像参照元 https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/ https://www.subaru.jp/justy/justy/
トヨタ×2、ダイハツ、スバルと4つの名前がありますが、基本的に全てダイハツのOEMの車となりますので、同じ車です。ここでは一番売れ線だと思える、トヨタブランドのルーミー、タンクとソリオを比較してみますね。
| 車種 | ソリオ | ルーミー、タンク  |
| 全長×全幅×全高 | 371×162.5×174.5 | 370×167×173.5 |
| 車重 | 930～990kg | 1070～1130kg |
| トランスミッション | CVT、ＡＧＳ | ＣＶＴ |
| エンジン | 直列4気筒 | 直列3気筒 |
| 排気量 | 1.2ℓ＋モーター | 1.0ℓ、ターボ有り |
| 最高出力 | 91PS | 69ＰＳ（ターボは98PS） |
| 燃費 | 22.0～32.0/ℓ | 21.8～24.6/ℓ |
| 価格 | 145万円～212万円 | 146万円～200万円 |
どうでしょうか？ご存知の通りですが、トヨタブランドのルーミー、タンクは飛ぶように売れています。正直セールスの部分ではソリオは負けております。しかし車の出来、走りに関しては決して負けておりません。先代のソリオ発売時にスズキの独断場だった、「コンパクトなトールワゴン+スライドドア」のセグメントを真似（失礼！）された感は正直ありますが、タンク、ルーミーはソリオに負けじと開発されたと思うのですが、いかんせん熟成が足りません。デザインはよく出来ていると思うのですが・・
エンジンは3気筒ですので、少々荒削りな部分と、エンジン音の大きさが気になります。排気量はダイハツ製の1.0ℓエンジンとソリオより100kg弱重い車重では、ターボを装着しても、やはり出だしの悪さや、登り坂等で「走らない」車となりうるんですね。
ソリオは1.2ℓのエンジン+ハイブリッドモーターで、結構キビキビとした走りをするんですよ!!
軽、スペーシアとの5年間のランニングコスト比較
| 車種 | ソリオ
 | スペーシア
 |
| 車両本体価格 | 145万円～212万円 | 127万円～179万円 |
| 車検時自賠責保険×2回 | 51,660円 | 50,140円 |
| 車検時重量税×2回 | 32,800円 | 13,200円 |
| 自動車税（毎年、1年目のみ減税有） | 147,000円 | 48,600円 |
| 基本車検工賃代金×2回（当社規定） | 38,880円 | 32,400円 |
| 5年間ﾗﾝﾆﾝｸﾞｺｽﾄ合計 | 270,340円 | 144,340円 |
参考までに軽のスペーシアと比較したのですが、いかがでしょうか？5年間でのランニングコストは約12.6万円くらいしか変わりませんね。車検時の交換部品、購入時の諸費用等の金額は含んでいませんので、あくまでも参考ですが・・
それにしてもあまり変わらないと思いません？皆さんとにかく、「軽じゃないと、維持費が高くてあかんやろ？」とおっしゃるんですが、比較してみるとそんなに変わらないのが、わかるかと思います。
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まとめ ソリオは買いか？
結論から言いますと、多いに買いだと思います!!
最近の軽自動車はご存知の通り、本体価格が、かなり高くなってますので、維持費もそこまで変わらなければ、ソリオのようなコンパクトカーを所有するのも、選択肢の1つではないかと考えます。
軽自動車よりは高速道路を利用しての長距離旅行、ドライブなんかも余裕をもって出来るかと思います。（なんせ排気量は軽の2倍ありますからね、笑）車内の広さも・・言わずもがなですね。
ライバルも出てきて、しのぎを削っている状態ですが軽自動車も含め、ユーザー様には是非、慎重に選んで頂きたいと思います!! ソリオには歴史がありますし、真面目にこの車を造ってきたスズキの執念は恐るべきものがあります。
ソリオを月々安く買いたいなあ・・という方はこちら（軽自動車以外もご利用可能です!!)↓
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試乗車も事前にご連絡を頂ければ、ご用意致します。是非お気軽にお声をおかけください。本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
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